ずっと書けなかった大阪初日。
楽しくなかった訳じゃない、流石にデイブレでは胸がきゅっとなった。
ただ、書けなかった。
従姉妹と一緒に見た初めての記念すべき初日。
すごく楽しみだった。すごく勉強した。勝手にロクデナシあたりの曲が来ると思ってすごく勉強した。
でもZeppロックオンの時のように胸に迫る想いは正直なかった。
だって当たり前だ。
男闘呼組が活躍してた30年以上前の当時の私はSMAPが好きだったし光GENJIが好きだった。
当時の男闘呼組にそんなに思い入れがなかったと言われればその通り。
今その曲を勉強しててもただ音を聴くだけ。そんなイメージ。
もちろん全部いい歌。
でも私にはその曲たちに青春を懐かしむような思い出はない。
全て新曲のようで昔の曲。
彼らにとっても昔懐かしの曲だけどやり慣れた曲たち。
そして初日。向こうも探り探りだしそういうのも敏感に感じ取ってたのかもしれない。
ファンを想っての探り探りなのは当たり前なんだけど。
違うんだ。私が求めてたのはもっと熱い熱量なんだ。
懐かしいな楽しいなってのもよかったけど
いい曲出来たんだ!聴いてくれよ!!って訳にも行かないじゃない(当たり前だ、昔の曲なんだから)
これでいいんだでも。。
イントロ聴いてもぐわっとこず懐かしいなぁとか1曲目でこの曲やるのは攻めてるよなとか冷静に分析しつつ???な顔してたと思う。
自分でもなんでかわからん。未だにわからん。
足りなかったのは私のノスタルジィなのか、熱量なのか。。
期待しすぎたのかもしれない。主に後期の曲を勉強してたから。。
いや違う。多分違う。
わからんけど違う。
勉強したのがいけなかったのかも。
福岡公演までずっと自問自答の日々だったよ。
でもね、福岡公演で吹っ飛ばしてくれたんだ。
演る曲はそんなに変わってないのに何故かすごく胸に響いたし
突き上げる気持ちが大阪初日より湧いてきた。
どうして??これもわからん。なんでかわからん。
かかる曲かかる曲全て胸に響いたしロックよ~も、聞けた。
(大阪では夜だったのでなかった)ロックよは私の男闘呼組好きの原点だ。
特にデイブレやMidnightTRAIN、秋に胸がきゅーーーっとなった。(大阪初日でもきいたはずなのに)
やっぱり私の熱量だったのか。
でも青春の思い出が増えた訳でもない。
ほんとなんだったのか。ほんとにわからん。
従姉妹は静かに男闘呼組との思い出に浸ってるように見えた。
「昭次が!笑ってる!え?!今おどけた??あの昭次が??!歌声変わってない。。凄い。。」と驚いていた。
TIMEZONEでは懐かしさが爆発したようだ。死ぬほど聞いたそうな。
あなた、健ちゃん推しでしょうもん。。って思っちゃうくらい昭次の事ばかり言ってた笑。
そして高校時代に最前列で健ちゃんに触れた時のこと教えてくれたりした。
わたしはただただ可愛いニコニコ昭次を目で追っていた。
楽しそう、嬉しそう。
よかったね。昭ちゃんよかったね。みんなでまた、音楽できてよかったね。
やっぱりパズルは号泣でしたけど。
ほんと不思議な体験。
なんだったんだろうな。彼らが私の知らない時代にタイムスリップしてたのかもしれない。
それについていけなかった自分が悔しかった。
でもいい。あの体験があったからこそ
男闘呼組の公演1つ1つが更に愛おしくなったと思う。
彼らにとっても当時からのファンの方にとっても大切な時間だと思えた。
そこにお邪魔させてもらってる感覚じゃなくて「今の彼らの音」を楽しむ感覚で行かないとほんとに失礼だと思えた。
だってそうだ、当時の彼らの曲には私はノスタルジックも思い出も感じないくらいの子供だったんだから。ロックよ静かに流れよの曲以外。
だったらノスタルジィを感じに行くんじゃなくて「今の音」を感じに行かなくちゃね。
やっぱり私の心構えの問題だったのかもしれないね。
未だに答えはでない。
こんな記事書いたら昔からのファンの人に怒られるかもしれない。
ごめんなさい。
でも今は心から男闘呼組の音の世界を楽しんでます。
福岡も広島もほんとに楽しかったし心が震えたよ